恋愛をすると綺麗になるとよく言いますが、実際にみなさん綺麗になっていくので、迷信や都市伝説のようなものではありません。
もちろんメンタル面の変化によって、自分磨きに熱心になったり、スキンケアやお化粧に気合いが入ったりということもありますが、恋愛のスイッチによって科学的に女性は変わっていきます。
OKなのよ

医学博士の米山公啓先生によれば、


「人間も動物なので、恋に落ちると子孫を残す準備へと身体機能が向かいます。その結果、異性を惹きつけるためのホルモン、つまり女性ホルモンの分泌が活発になり、自然と女らしく、異性に訴求力の高い外見へと変わるのです」
とのこと。


実際に恋をすると活性化されるホルモンは次の4種類。

【エストロゲン】
エストロゲンは女性が女らしく成長するのに欠かせない卵胞ホルモン。
代表的な女性ホルモンで、恋愛によって活性化されることが証明されています。
肌がみずみずしくなり、ツヤとハリが出て、異性を惹きつけるためにウエストもくびれるという素晴らしい効果が期待できます。
美肌効果があり、パッと見の印象をもっとも変えてくれるのがエストロゲンなのです。
むくみも減るそうです。


【ドーパミン】
ドーパミンは中枢神経系に存在する神経伝達物質。
これが脳の側座核に作用すると快感を感じるようになっています。このドーパミンが働くと行動力がアップし、積極的に。
また、瞳孔が大きくなり、目力アップにつながります。


【PEA】
PEA(フェニルエチルアミン)は、恋愛ホルモンとも言われていて、相手と一緒にいたいと感じ、ご存知「恋は盲目」状態になる作用があります。


【オキシトシン】
オキシトシンは子宮収縮作用で発見され、愛情や信頼などの感情を呼び起こします。
オキシトシンの分泌が盛んになるとセックスしたいという気持ちが高まります。
頬が紅潮したり、瞳孔が大きくなる作用も。

このように恋愛感情を持つだけで、これらのホルモンが活性化します。
ポイントはドキドキ感と夢中になること。

また、恋をしていないと全然ダメかというとそうではなく、代わりの方法はあります。
犬や猫をかわいがること。
親戚のこどもと遊ぶことで母性本能を刺激する。
趣味で心を満たす。
などでも女性ホルモンの分泌が増えることがわかっています。