化粧品の保湿成分で基本的なものをおさらいしてみましょう。

コラーゲン

コラーゲンは真皮を構成する成分のひとつ。 コラーゲン自体は水に溶けないので、化粧品では水溶性にしたコラーゲンを配合することが重要になってきます。

ヒアルロン酸

真皮を構成する大事な成分のヒアルロン酸。保湿性に優れています。 重さの600倍もの水分を保持するパワーがあります。 化粧品に使われるヒアルロン酸の多くは人工的に生成されたものです。

スクワラン

スクワランは深海の鮫の肝油を精製したオイルです。 皮脂成分に近く、粒子が細かいため肌に浸透しやすいです。

オリーブオイル

オリーブオイルは主成分の脂質が皮脂に似ているので、よく使われます。

ビタミン

ビタミンの中で肌に関係してくるのはビタミンA・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンEです。 ビタミンAは皮膚のうるおいを保ってくれます。 ビタミンB2やB6は粘膜や脂質の代謝に関わりがあります。 ビタミンCはシミの予防に重要です。 ビタミンEは血行促進や肌荒れの原因となる物質の発生を抑えます。